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高橋京子
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「石鹸のプロ」として洗顔石けんの良さを伝えるためにライター・ディレクターとして活動中です。

肌がキレイになれば生活も明るくなります!皆様の美肌の手助けになるような情報を発信しています。

洗顔石鹸はよくない!?3つのメリットと3つのデメリット


洗顔石鹸を使ったときに、

「肌荒れしてしまうし、石鹸はよくないのかもしれない・・・。」

と思ったことはありませんか?
それは選び方に問題があったのかもしれません!

洗顔石鹸は実はお肌に優しい洗顔料です。
きちんと自分に合った石鹸を選べば、お肌を健やかに保つのに役立ちます。
洗顔石鹸=よくないものという考えはもったいないです!

洗顔石鹸がよくないと感じる理由と解決方法、また洗顔石鹸を使うことのメリットについて、詳しく解説していきます。

洗顔石鹸の3つのデメリット

洗顔石鹸がよくない理由
洗顔石鹸がよくないと感じた理由は、

  • 洗顔後顔がつっぱる
  • お肌が乾燥する
  • 肌にしみる

などではありませんか?

このようなことが起こると、お肌にトラブルが起きているのではないかと不安になりますよね。
実は、上記のような現象が起こっても、お肌に悪い影響が出ているとは限りません。

何故このようなことが起きてしまうのか、1つずつ詳しく解説していきます。

洗顔後に顔がつっぱる

洗顔石鹸で洗顔した後に顔がつっぱってしまって嫌だという方は多いのではないでしょうか。

石鹸で洗顔した後につっぱる原因は

  • 脱脂力が強い
  • 石鹸カスが残っている

の2つが考えられます。
洗顔石鹸は脱脂力が強く、皮膜が一時的になくなることでつっぱり感を感じてしまいます。
また、肌に残留した石鹸カスが原因でつっぱり感を感じることがあります。

多少のつっぱり感は問題ナシ

洗顔後のつっぱり感は、水分の不足によるものでは無いのでお肌が乾燥しているわけではありません。少しつっぱるくらいでしたら、皮脂がきちんと取れている証拠とも言えますので安心してください。
また、石鹸カスは時間が立つに連れて分解されてグリセリンや脂肪酸などに変わっていき、つっぱり感もなくなっていきます。どうしても気になる場合は、すすぎを念入りに、30回ほど行なってみてください。

肌が乾燥してしまう

乾燥肌の方は、保湿成分の一切含まれていない石鹸を使うとお肌が乾燥してしまうことがあるようです。
大抵の洗顔石鹸には少なからず保湿成分が含まれています。
しかし、純石鹸は名前の通り純粋な石鹸分だけで出来ている石鹸なので、保湿成分が一切含まれていません。お肌に優しいと言われる純石鹸ですが、洗顔用に作られているわけではありませんので、お肌に合わない場合もあります。

お肌を乾燥させないためには保湿成分入りの石鹸

個人差はありますが、保湿成分の含まれている石鹸を使えば乾燥は防げます。
乾燥してしまう方は、グリセリンやオリーブオイルなどの保湿成分が含まれているものを選んでください。

完全無添加である純石鹸がお肌に良いというイメージがありますが、純石鹸は良くも悪くも「ただの石鹸」。
乾燥肌の方には洗浄力が強く、刺激になってしまうことがあります。
そうするとお肌の水分が奪われすぎてしまい、乾燥してしまうのです。

また、純石鹸を使う以外にも、アフターケアをサボってしまうことも乾燥の原因となります。
きちんと洗顔後には化粧水で水分補給をして、乳液で水分を保護してあげてくださいね。

洗顔時しみて痛い

炎症のおきているニキビに石鹸がしみることがあります。
また、アトピーや超敏感肌など、肌質によってどうしても石鹸がしみてしまう場合があります。

顔にしみる人は洗顔用の石鹸を

石鹸がしみてしまうという方は「洗顔石鹸」と表記してあるものを選びましょう。
基本的に、化粧石鹸は体用であることが多いです。
顔の皮膚は体より薄く、体用の石鹸は洗浄力が高すぎてしまうのです。

「洗顔石鹸」と表記してあるものでもしみてしまう!という方は弱酸性の洗顔フォームを使う方が良いかもしれません。

その他のデメリット

また、洗顔石鹸には、お肌への影響意外でも「少し使いづらい」と思う点がいくつかありますよね。

  • 溶ける
  • 不衛生に感じる
  • 泡立てにくい

などはどの石鹸にも共通するデメリットです。
以上3点はちょっとした一工夫で解決できてしまうので、1度試してみてください!

石鹸が溶けてすぐなくなる

使った後にそのまま放置しておくと、湿気で溶けてしまって減りが早く感じてしまいます。
使用後はきちんと水をきって、できれば湿気の少ないところで保管しておくと長持ちします!

不衛生に感じる

固形石鹸は、ボディソープや洗顔フォームと違って「使う分だけ出す」ということができません。
石鹸置きに水が溜まってしまったりすると、不衛生に感じてしまいますよね。
雑菌の繁殖を防ぐためには、

  • 水はけの良い石鹸置きにする
  • 使用後は水気を拭く
  • 冷暗所で保管する

などが大切です。

泡立てにくい

固形石鹸は液体タイプの石鹸と比べて泡立ちにくいという性質があります。

洗顔ネットを使えば簡単にもこもこの泡がたてられますので、試してみてください!
最近は百円ショップでも様々な種類の泡立てネットの取扱いがありますので、使いやすいものを探してみてはいかがでしょうか?

こんな洗顔石鹸はNG!特徴3つ

よくない石鹸

以下のような特徴のある石鹸は、お肌に合わない可能性が高いです。

  • 添加物が含まれている
  • 肌質に合っていない
  • アレルギー物質が含まれている

もし、洗顔石鹸を使ったときに肌トラブルを起こしていたら、以上の3つのどれかに当てはまるものだったのかもしれません!
3つの特徴について、詳しく解説していきます。

肌に悪影響な添加物が含まれている

防腐剤・着色料などのなかには、人によっては皮膚に異常を起こしてしまう可能性のある成分があります。

これは旧指定成分と呼ばれ、化粧品に配合する際には必ず容器に記載するように義務付けられていました。

すべての人に害があるというわけではありませんが、石鹸で肌荒れを起こした原因は添加物かもしれません。特に肌の弱い方は合成着色料や防腐剤(パラベン)、鉱物油などが含まれていないものを選んだほうが良いでしょう。

肌質に合っていない

一口に洗顔石鹸と言っても、様々な種類のものがあります。
例えば、脂性肌の方用のサッパリ洗える石鹸を乾燥肌の方が使うと、ますます乾燥してしまったりします。
肌質に合わない石鹸を使っていると、肌荒れの原因となってしまいますので、自身の肌質と石鹸の特性を理解することが重要です。

アレルギー反応を起こしてしまう物質が含まれている

石鹸には様々な成分が配合されています。目的は保湿のためであったり、お肌に必要な栄養素を与えたりなど様々です。
しかし、この成分が人によってはかゆみや肌荒れを引き起こしてしまう事があるのです。

多いのが植物アレルギーの例。
かくいう私もイネ科のアレルギーがあり、ものによってかゆみがでてしまう石鹸があります。
心配な方は、二の腕の内側など、皮膚の薄い場所でパッチテストを行うのがオススメです。

アレルギーをお持ちの方は成分表示を見て、アレルギーを起こしてしまいそうなものが含まれていない石鹸を選びましょう。

洗顔石鹸を使うメリット3つ

メリット
洗顔に固形石鹸を使うメリットは以下のようなものがあります。

  • 安全性が高い
  • すすぎ残しが少ない
  • 長持ちする

3つのメリットについて、1つずつ解説していきます。

安全性が高い

固形石鹸は昔から使われてきた洗浄料です。
人類が初めて石鹸を作ったのは紀元前3000年頃と言われています。
天然の油脂を原料としていますので、合成洗剤の配合されている洗顔フォームと比べた時、お肌への安全性が高いと言えます。

また、石鹸は合成洗剤に比べ分解が早いので、環境への安全性も高いのです。

すすぎ残しが少ない

石鹸は分解されやすく、水となじみやすい性質があります。
なので、すすぎやすく、お肌へ石鹸成分が残りにくいのが特徴です。

洗顔料といっても異物には代わりありませんので、当然肌に残留してしまえば悪影響を及ぼします。
すすぎ残しがあるとニキビをはじめとした肌トラブルの原因となってしまいます。

洗い流しやすい石鹸は、肌トラブルの予防にも効果的です。

長持ちする

洗顔フォームに比べ、固形の石鹸は「うっかり出しすぎてしまう」ということがありません。
使いすぎることが少ないため、1つの石鹸で長い間使うことができます。

ですが、固形石鹸は水に濡れたまま置いておくとどんどん溶けてしまいます。
使用後はきちんと水を切っておくのが長持ちさせる秘訣です。

洗顔石鹸のメリット・デメリットまとめ

固形の洗顔石鹸の主なメリット、デメリットは以下の通りです。

デメリット

  • 洗顔後つっぱり感がある
  • 肌が乾燥しやすい
  • しみることがある
メリット

  • 安全性が高い
  • 洗い流しやすく、すすぎ残しが少ない
  • 長持ちする

デメリットはそれぞれちょっとした工夫で解決できるものばかりです。

洗顔石鹸は洗浄力が高く、しっかりと汚れを落としてくれる優れものですし、洗顔フォームには無い魅力もたくさんあります。

特に、綺麗なお肌を作るためには不要なものをお肌に残さないというのが重要です。
固形石鹸の「洗い流しやすく、すすぎ残しが少ない」という特徴は、お肌を綺麗に保つためにとても役立ってくれます!

「一度固形石鹸を使ってみたけれど、合わないと感じてやめてしまった・・・」という方は、もう一度石鹸の選び方を見直してみませんか?

洗顔石鹸.comではおすすめの洗顔石鹸をまとめていますので、参考にしてください!