ランキングページ画像
溝口ゆかり
ライターアイコン

「ハンドメイド石けんマイスター」「石鹸のプロ」として洗顔石けんの良さを伝えるためにライター・ディレクターとして活動中です。

肌がキレイになれば生活も明るくなります!皆様の美肌の手助けになるような情報を発信しています。

固形石鹸は汚い?雑菌が湧く原因と対策を解説!


固形石鹸は直接手で擦って使うため、なんとなく汚いと感じる方も多いでしょう。

確かに、間違った管理だと雑菌が繁殖します。

しかし、基本的に石鹸自体には菌が湧くこともカビが生えることもありません。

石鹸の下に溜まる水や、石鹸に付着した皮脂や汚れに菌がわいたりカビが生えたりします。

石鹸が汚いと感じる理由や、清潔に使うための方法について解説します。

固形石鹸が汚いと感じる3つの理由

pixta_46372384_S
固形石鹸が汚いと感じる理由には、以下の3つがあります。

  • 手で直接擦る
  • 表面がぬるぬるする
  • 黒いヒビが入る

手で直接擦ると、様々な汚れが付くため不潔に感じます。

また、ぬるぬるしたり黒いヒビが入っていると、「腐っている?」「カビている?」と不安になりますよね。

しかし、この2点はちょっとした工夫で防ぐことができます。

石鹸が汚く感じる原因と対策について解説します。

手で直接擦る

石鹸は手で直接触り、擦って使います。 すると手の汚れやばい菌が石鹸につきます。

しかし、石鹸には汚れを浮かす作用があります。石鹸についた汚れは水で軽く流すだけで落とせます。

洗顔の前には石鹸で手を洗い、手と一緒に石鹸もすすいでください。

そうすると手の汚れと、石鹸についた汚れが洗い流され、清潔な状態で洗顔できます。

表面がぬるぬるする

表面がぬるぬるしっぱなしだと、触った時不快に感じます。また、腐った食品と同じ感触なので汚いと連想しがちです。

これは石鹸が腐っているのではありません。 石鹸が乾燥しきっていないためにぬるぬるします。

時間がたっても石鹸がぬるぬるする原因は、石鹸置きにたまった水です。 石鹸が乾ききらず、ずっと湿気ているためにぬるぬるします。

この状態で放置しておくと雑菌が湧くため、石鹸の下には水をためないように心がけましょう。

水はけの良い石鹸置きに変え、使用後は石鹸を振ったり、キッチンペーパーや乾いたタオルで押さえて水を切ってください。

黒いヒビが入る

石鹸が乾燥すると黒いヒビが入ることがあります。ヒビが黒ずんでいると、黒カビのようで不潔に見えます。

黒いヒビの正体は、手の汚れです。 手の汚れがヒビに蓄積されて乾燥すると黒いヒビができあがります。

また、汚れからカビが生えることもあります。 まず、汚れをヒビに溜めないように、ヒビ割れを予防しましょう。

ヒビ割れを予防するには、使用後の水切りを念入りにしてください。 また、ヒビ割れにくい「枠練り石鹸」を使うのもおすすめです。

固形石鹸に雑菌がわく2つの原因

pixta_42659247_S

固形石鹸に雑菌がわく原因は以下の2つです。

  • 石鹸置きに水がたまる
  • ついた皮脂を流さない

石鹸置きに水がたまる

石鹸置きに水がたまると、雑菌が繁殖します。 石鹸置きにたまる水は非常に雑菌が繁殖しやすい環境です。

雑菌の繁殖に必要なのは以下の3つです。

  • 菌の栄養
  • 水分
  • 温度

石鹸水は、菌が好む栄養素が豊富で、水分も申し分ありません。

さらに、石鹸置きに溜まるのがお湯だと菌の繁殖が加速します。 お風呂場で石鹸を使う時は、使用後に石鹸の水気を切ってください。石鹸置きに溜まったお湯は出る際に必ず捨ててください。

石鹸の下に水が溜まると、雑菌だらけの石鹸水に石鹸を浸していることになります。

すると当然石鹸も雑菌だらけになります。 石鹸置きは水の溜まりにくいものを使いましょう。

ついた皮脂を流さない

石鹸についた皮脂を流さずに放置しておくと、雑菌が繁殖します。

雑菌の主な栄養は皮脂です。石鹸を使う時に付着する皮脂を放置すると、雑菌の格好の餌場になります。

雑菌のエサを残さないように、使った後の石鹸は必ずお湯で流してください。

固形石鹸に雑菌を増やさないための対策

pixta_13357715_S

固形石鹸に雑菌を増やさないために、以下の2つの対策が有効です。

  • 石鹸の下に水をためない
  • 石鹸を使った後お湯をかける

石鹸の下に水をためない

石鹸の下に水をためない工夫をすると、石鹸に雑菌が湧くのを防げます。

石鹸の下に水をためない工夫は、以下の3つです。

  • 網状の石鹸置きを使う
  • 吊り下げ式の石鹸ネットを使う
  • スポンジタイプの石鹸置きを使う

石鹸を使った後お湯をかける

石鹸を使った後にお湯で流すと、清潔に保管できます。

どうしても石鹸を使うと手の皮脂がついてしまいますが、お湯で流すと簡単に落とせます。

皮脂を流すことで雑菌の栄養も無くなるので、石鹸を清潔に保管できます。

雑菌がわいた石鹸を使うと起こるトラブル

雑菌のわいた石鹸は、肌トラブルの元です。

石鹸に付いた雑菌が肌に付くと、皮膚を守っている菌(常在菌)のバランスが崩れます。 すると、以下のようなトラブルが起こります。

  • ニキビ
  • 肌のバリア機能の低下
  • 皮膚炎のリスクが高まる

ニキビができる

雑菌の繁殖した石鹸を使うと、毛穴が炎症を起こし、ニキビができます。

洗顔に使う石鹸に雑菌が湧いていたら、肌に直接菌を付けてしまいます! お肌を綺麗にするための洗顔なのに、かえって肌を汚くします。

ニキビを予防するには、まず石鹸を清潔に保管してください。

肌のバリア機能が低下する

石鹸にわいた雑菌を肌につけると、肌のバリア機能が低下します。

肌のバリア機能を保っているのは、肌に元々存在する常在菌です。

石鹸にわいた雑菌が肌に付くと、常在菌の中に余計な菌が紛れ込んでバランスが崩れてしまいます。

そのため、バリア機能が低下し、乾燥や敏感肌などの肌トラブルに発展します。

皮膚炎のリスクが高まる

石鹸を菌の湧きやすい状態にすると、皮膚炎のリスクが高まります。

皮膚炎の原因の一つに、カビがあります。

本来石鹸にカビは生えません。しかし、石鹸に皮脂や垢、髪の毛が付いたまま放置するとカビが生える可能性が非常に高くなります。

カビのエサは主に皮脂や汚れです。

石鹸についた皮脂や汚れにはカビが生える危険があります。カビの生えた石鹸を知らずに使うと皮膚炎のリスクが高まるので、注意してください。

使用した後は必ずお湯で石鹸を流してくださいね。

固形石鹸を清潔に使う工夫4選

sekkenkitanai-0001

固形石鹸を清潔に使うための工夫を4つ紹介します。

  • 1回分ずつに小さく切る
  • すりおろして粉石鹸にする
  • 水気を切って保管する
  • 冷蔵庫で保管する

4つの工夫について詳しく解説します。

1回分ずつに小さく切る

石鹸についた汚れを放置すると雑菌が増えます。そのため、使い切りサイズにすればいつも清潔に石鹸が使えます。

石鹸を包丁やカッターでカットして使い切りサイズにします。 小さくカットすると泡だてにくくなりますが、泡立てネットを活用してください。

洗顔1回分に使う石鹸の量は大体4gです。 とは言え、1つあたり4gに切り分けるのは大変な手間になります。

後で紹介する「石鹸をすりおろす方法」のほうがおすすめです!

すりおろして粉石鹸にする

固形石鹸をすりおろして粉石鹸にすると、好きな量だけ取って使うことが出来ます。

保管中に雑菌が湧く心配がなく、いつも清潔な石鹸で洗顔できます。

作り方は簡単です。

  • おろし金で石鹸をすりおろして、瓶に詰める
  • 使うときはスプーンで好きな量をすくって使う

粉石鹸にすると、1回に使う量を調節しやすいので節約にもおすすめです!

水気を切って保管する

石鹸に雑菌がわく原因は、石鹸の下に水がたまった水です。

石鹸置きと石鹸の間にたまる水は皮脂や汚れが多く、菌の宝庫です。

石鹸の下に水がたまらないように、石鹸をつかったあとはよく水気を切って保管しましょう。

また、石鹸置き自体が汚れていても雑菌が繁殖しやすくなります。 定期的に石鹸置きも洗って、清潔に保ちましょう。

冷蔵庫で保管する

菌が繁殖する条件は高温多湿です。冷蔵庫を活用すると、雑菌が繁殖しにくい環境で石鹸を保管できます。

よく水を切って、さらに冷蔵庫で保管すると、石鹸をより清潔に保管できます。

小さく切って密閉容器に入れてから冷蔵庫に入れておくと、より効果的です。

まとめ

kitanai-0002

固形石鹸は正しく保管していれば雑菌が湧くこともなく、清潔に保てます。

石鹸に雑菌を増やす、間違った保管の仕方は以下の2つです。

  • 石鹸の下に水を溜めたまま放置している
  • 石鹸についた皮脂を洗い流していない

雑菌がわいた石鹸を使うと、ニキビを始めとした肌トラブルが起こります。更に、菌が好む環境に石鹸を置いておくとカビが生えることも…。 カビを原因とした皮膚炎のリスクが大幅に高まります。

肌を清潔に保つために、まずは石鹸を綺麗に保管しましょう。

石鹸を清潔に保つには、以下の2つをこころがけましょう。

  • 石鹸の下に水をためない
  • 石鹸を使った後はお湯をかける

また、石鹸を使い切りサイズにカットするのもおすすめです。 保管に気をさかずに、石鹸を清潔に使えます。

固形石鹸は決して汚いものではありません。 管理の仕方を間違えなければ問題なく清潔に使えます。

毎回水を切ったり、使用後にサッと石鹸を流すだけで綺麗に使えます。 ぜひ固形石鹸を活用してくださいね!